トルドー政権2期目発足 少数与党政権 カナダ、中国との改善が課題

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カナダのトルドー首相(左から4番目)。写真は5月、伊勢志摩サミット=三重県(代表撮影)

カナダのトルドー首相(左から4番目)。写真は5月、伊勢志摩サミット=三重県(代表撮影)
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 【ニューヨーク=上塚真由】先月行われたカナダ総選挙で第1党を維持した自由党のトルドー首相が20日、新内閣を発足させた。総選挙で自由党は単独過半数を獲得することができず、トルドー氏の2期目は少数与党政権として野党と政策ごとに協力することになり、難しいかじ取りを迫られる。

 トルドー氏は同日の声明で「中間層の生活改善や気候変動対策、社会の安全確保のため、不断の努力を続ける」と述べた。外交では中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)幹部の逮捕をきっかけに、悪化した中国との関係改善が課題。トルドー政権が今後、次世代通信規格「5G」にファーウェイの参入を認めるかどうかも注目される。

 多様性を重視するトルドー氏は、新閣僚の約半数に女性を起用した。新設された副首相ポストには、党内で信頼が厚く、トルドー氏の後継者とも目される女性のフリーランド前外相を登用。同氏はカナダ西部出身で、石油パイプラインの建設計画の遅れをめぐり、トルドー政権への不満を募らせる西部への対応などにもあたる見通し。

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