大阪・関西万博のイタリアパビリオンは8日、同国のルネサンス期の芸術家・ミケランジェロの彫刻「復活のキリスト」を展示すると発表した。18日から、万博が閉幕する10月13日まで館内で展示される。
イタリア館によると、彫刻は1514~16年の制作で、キリストが右手に十字架を持つ姿が特徴。普段は、ローマ北西部のバッサーノ・ロマーノの教会にあり、7日に同国を出発したという。
イタリア館では他にも、レオナルド・ダ・ビンチのスケッチ「アトランティックコード」や、古代ローマ時代の彫刻「ファルネーゼのアトラス」などの美術品が展示されている。