【AFP=時事】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は8日、モスクワで9日に予定されている「戦勝記念日」の軍事パレードについて、「皮肉のパレードだ。他に言いようがない。偽善と嘘の行進だ」と強く批判した。
戦勝記念日は、旧ソ連が第2次世界大戦でナチス・ドイツに勝利したことを祝うもので、勝利から80年の節目を迎える今年、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は20カ国以上の各国首脳をモスクワに招待している。
ロシアによるウクライナ侵攻が4年目に入る中、ゼレンスキー氏は欧州各国に連携を呼びかけ、「80年前、すべての人に明らかになったように、悪に譲歩することはできない。悪とは戦わねばならない。共に、断固として、力と圧力をもって」と訴えた。【翻訳編集】 AFPBB News