《川崎ストーカー死体遺棄事件》警察の対応に高まる批判 Googleマップに「臨港クズ警察署」、署の前で抗議の声があがり、機動隊が待機する事態に


【写真】送検のため神奈川県警本部を出る容疑者

 神奈川県川崎市の民家から20歳女性の遺体が見つかり、神奈川県警は死体遺棄容疑で元交際相手の男を逮捕した。最悪の結末を迎え、被害者の家族らと一緒に行方を探したり、SNSで情報を発信してきたという知人女性は、筆者の取材に静かに警察への怒りを滲ませた。なぜ、警察を非難する言葉が出てくるのか。

機動隊を外に待たせるほど緊張

「約1か月前、テレビや新聞などのマスコミに被害者のご家族から情報提供があり、各社が取材に取り掛かろうとしました。取材のセオリーとして、まず確かに事件が存在しているのか警察に確認するのが普通の方法で、その後に現場取材も始めます。それに従って各社が神奈川県警に取材をしましたが、事件性はないのではないか、といった返答ばかり。その結果、ほとんどの社が取材をやめてしまった。ところが、県警から急に”事件が動く”と連絡が来て、各社慌てて現場に記者やカメラマンを急行させました。そんななか唯一、フジテレビだけが家族にずっと密着取材をしていたそうで、他社が知らない情報をいち早く報じていました」(キー局社会部デスク)

 事件発覚後、警察の対応にどうしても納得がいかない被害者の家族や知人らが、事件を管轄する臨港警察署前に集まり、抗議の声をあげた。さらに、臨港署の建物内に関係者が押しかけ、職員に詰め寄る様子などがSNSでライブ配信もされた。



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