【カイロ時事】パレスチナのイスラム組織ハマスは11日、声明を発表し、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとの停戦と人質の解放、ガザへの支援物資搬入の再開に関して「ここ数日、米政府と協議した」と明らかにした。
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その上で「停戦に向けた取り組みの一環」として、米国籍を併せ持つ人質のイスラエル兵1人を解放する意向を示した。
米国がテロ組織に指定するハマスと直接交渉を行うのは異例。双方は、13日からのトランプ米大統領の中東歴訪を前に、交渉を加速させているもようだ。