【05月16日 KOREA WAVE】中国の大手芸能事務所「楽華娯楽」(YUE HUA Entertainment)は5月13日、所属する韓国の6人組ガールズグループEVERGLOW(エバーグロー)について「グループと慎重に話し合った末、今後、応援し合う形で互いの道を歩んでいくことにした」と発表し、6月をもって専属契約を終了すると伝えた。
EVERGLOWは2019年にデビューし、シングル5枚とミニアルバム3枚をリリースしてきた。昨年6月に発表した5枚目のシングル「ZOMBIE」が、結果的に最後のアルバムとなった。
一方、EVERGLOWをめぐっては、中国人メンバーの王怡人(ワンイーレン)が今年3月、ファン・コミュニケーション・アプリ「bubble」で「デビュー以来、給料は一度も支払われておらず、収入ゼロの労働者だった」「ステージが本当に好きだけど、今まで一度も清算を受けたことがない」と明かして波紋を呼んでいた。
グローバルな人気と熱狂的なファンベースを持ちながらも、収益分配や契約構造における問題が顕在化した形となり、業界の不透明さが改めて問われている。ファンの間では「才能も人気もあったのに残念」「不当な扱いを受けたのでは」といった声が続出している。
EVERGLOWのメンバーらは今後、それぞれの道で新たな活動を模索する。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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