ブラジル籍eスポーツ選手、原爆画像を削除・謝罪。日本のチームに負けて投稿、チームスポンサーのホンダ「厳重抗議」


【画像】ディアス選手の謝罪投稿

ディアス選手は、5月13日の世界大会で「Team Liquid」が大阪を拠点とするプロチーム「CAG OSAKA」に敗れた後、原爆投下に関するGIF画像をXに投稿。X上で「原爆被害を軽視している」などと批判が殺到した。

ディアス選手が投稿したGIF画像は、BBCが広島への原爆投下について取り上げた取材・再現動画「Hiroshima: Dropping The Bomb – Hiroshima – BBC」(2017年投稿)の一部が切り取られたものとみられている。

ディアス選手は当該の投稿を削除した上で、16日に「試合に負けた後のポストについて深く謝罪したい」などとXに投稿。

「あのGIF画像を使ったのは大きな間違いだった。多くの人を不快感を与えたかもしれないと理解しました。心の底から、侮辱的な言動を意図したものでは決してありませんでしたが、画像の文脈や選んだことが不適切だと認識しました」と釈明した。

その上で、ブラジルや日本に住む日本人ファンや、「CAG OSAKA」の所属選手たちに向けて陳謝した。

アメリカの現地法人が「Team Liquid」のスポンサーをしている本田技研工業(ホンダ)は16日、ハフポスト日本版に「ホンダはグローバルで、『人間尊重』をフィロソフィーに掲げているので、不適切な投稿がそれに反するため速やかに厳重抗議をした」と説明。

一方で、ディアス選手が当該投稿を削除した上で謝罪文を掲載したことや、「Team Liquid」側から再発防止策が示されたことを理由に、スポンサー契約は継続するという。



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