【イスタンブール時事】イランのメディアによると、最高指導者ハメネイ師は17日の演説で、トランプ米大統領が中東歴訪中にイランを敵視する発言を続けたことについて「反応する価値はない。
レベルが低過ぎて、本人や米国民にとっても恥だ」と酷評した。トランプ氏はイランと核問題での合意実現に意欲を見せつつ、「テロ支援や代理戦争の停止、検証可能な形での核兵器追求の中止」を迫っていた。
ハメネイ師は、特にトランプ氏が「力による平和」を主張したことを問題視。「彼や米政府は(パレスチナ自治区)ガザでの虐殺や戦争扇動のために力を使っている」と批判した。