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パレスチナ自治区ガザ地区では16日もイスラエル軍が激しい空爆を行っていて、15日の朝から250人以上が死亡しています。
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イスラエル軍はガザ地区の北部や南部で激しい攻撃を続けています。ハマスの拠点を破壊する目的だとしていますが、ロイター通信はガザ地区の保健当局の情報で、15日の朝から250人以上が死亡したと伝えています。これは3月の停戦崩壊以来、死者が最も多い爆撃の一つです。
イスラエルが攻撃を強める中、停戦に向けて目立った進展がないまま中東訪問を終えたアメリカのトランプ大統領は、ガザ地区の飢餓が深刻化していると指摘し、援助物資を搬入する必要があると言及しました。
イスラエルのメディアは、トランプ大統領の中東歴訪が終わるまでに停戦協議がまとまらなければ、イスラエルは軍事作戦を拡大する方針だと伝えていて、まもなく新たな地上作戦が始まるのではないかとの懸念が強まっています。