心臓にはおびただしい数の…愛犬を死に至らしめた”生き物の正体”とは?「室内飼いだから大丈夫」と考えるのは危険すぎるワケ


【写真で見る】まるで「そうめん」のような色・形・大きさの…イヌの心臓でうごめいていた「虫」の正体

 突然倒れて呼吸困難に陥り、そのまま亡くなった10歳のバーニーズ・マウンテン・ドッグ。その心臓の中から出てきたのは、おびただしい数の「生き物」でした。

 まるで「そうめん」のような色・形・大きさの虫が、心臓の中に十数本とぐろを巻き、うごめいていたのです。

【写真で見る】うごめいている虫の正体――(こちらをご覧ください)

 「1年ほど前から咳をするようになって、最近は散歩もしぶるようになっていたんだけど。年のせいだろうと思って、結局、動物病院には連れていかなかったんだよね」と、愛犬の遺体を抱えてこられた飼い主さんは語りました。

 しかし、病理解剖を進めていくなかで見つかったのは、半分以上が腫瘍に侵された肺と、心臓の中でとぐろを巻く無数の生き物。イヌを飼っている方はご存じでしょうが、イヌにとっての天敵である、フィラリア(犬糸状虫)です。

■成虫は体長20〜30センチにもなる

 フィラリアは蚊によって媒介される寄生虫で、成虫になると体長20〜30cmにもなります(写真 ※外部配信先では写真を閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)。



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