女優の永野芽郁(25)が出演予定だった2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」を降板したことで、同局は急ピッチで代役をリストアップしている。クランクインは6月を予定しているが、撮影時期を遅らせることも検討中。気になる代役は、永野と同じ事務所内の女優が有力な候補に挙がっているという。
永野は、俳優の田中圭(40)との不倫疑惑を週刊文春に報じられた。
双方とも不倫疑惑を否定しているが、NHKは19日、公式サイトで「永野芽郁さんの所属事務所から、5月18日、出演を辞退したいという申し出がありました。NHKとして検討した結果、この申し出を受け入れることと決定しました」などと降板を報告。また、永野の所属事務所も同日、「一連の報道により、関係各所への多大なるご迷惑およびご心配をおかけしていることを鑑み、同作への出演を辞退させていただくことになりました」などと説明した。
同ドラマは仲野太賀演じる、豊臣秀吉の弟・秀長を主人公に、その兄・秀吉(池松壮亮)との豊臣兄弟の強い絆で天下統一を成し遂げる物語。永野は秀長の幼なじみで、ひそかに恋心を寄せる直(なお)役で出演する予定だった。
「永野さんは〝3番手でヒロイン〟という重要なポジションです。登場シーンも多く、6月のクランクインから撮影スケジュールがビッシリ詰まっていた。時代劇特有のセリフ回しもあり、代役は今から一から台本を読み込み、役作りをしなければならない。NHKサイドは、代役への負担を考慮し、撮影時期を遅らせることもすでに検討しています」(ドラマ制作関係者)
大河ドラマは準備や撮影で、長期間にわたって拘束される。永野演じる予定だったヒロインも重要な役どころだけに、代役探しは難航する可能性もある。
そんな中で、NHKサイドが有力な代役候補にリストアップしているのが、永野と同じ事務所に所属する女優たちだ。
「長期間の撮影をするとなると、今後予定している仕事を降りる必要も出てくる。それに不倫疑惑で降板した永野の代役となれば、世間から注目を浴び、相当な重圧もかかります。そんな難しい調整を要求する上でも、永野さんの事務所から代役をチョイスする方がスムーズです。事務所側も迷惑をかけている負い目もありますからね。しかも、主演の仲野さんは永野さんと同じ事務所です。さまざまなやり取りをしなければならないことからも、他の事務所よりは気を使わなくて済みます」(同)
大手といわれる同事務所には、北川景子、夏帆、瀧本美織、本田翼、小松菜奈、早見あかり、葵わかな、佐藤栞里、森川葵ら人気女優がズラリと顔を揃えている。
「朝ドラや大河などに出演経験のある女優も多いですから、NHKの撮影にも慣れている。朝ドラ『わろてんか』(17年)でヒロインを務めている葵わかなさんら永野さんと同年代の若手女優もいますしね」(同)
不倫騒動渦中の永野の代役という立場を引き受ける女優はいったい誰になるか、急ピッチの調整が始まっている。
東スポWEB