《千葉・84歳女性刺殺》15歳少年が家庭環境に不満を抱いて凶行を決断した“幼すぎる動機”


【写真】事件現場には供花のほかに、いなり寿司も

「少年院に入れば家を出られる」

 通行人から通報を受けた警察・救急の車両はサイレンを鳴らして次々と現場に駆けつけ、病院に搬送された被害女性は同日、死亡が確認された。

 翌12日、千葉県警が殺人の疑いで逮捕したのは、同区に住む中学3年の男子生徒(15)だった。家庭環境への不満があったようで、

「複雑な家庭環境から逃げ出したかった」

「少年院に入れば家を出られる。長く入るには刃物で人を殺すのが確実だ」

「誰でもいいから殺してやろうと思った」

「自分より弱い人を狙った」

 などと話しているという。

 被害者は近くのマンションに住む無職・高橋八生さん(84)。背中に複数の刺し傷があり、2か所は肺を貫き、うち1つは心臓に達する傷だったというから強い殺意がうかがえる。

 司法解剖の結果、死因は外傷性ショックと判明。顔の血は鼻血とみられている。

 被害者は身分を証明するものを所持しておらず、財布には約1万円が入ったままだった。

「十字路の先にある大型スーパーへ買い物に行く途中だったのかもしれません。自分が刺されていたかもしれないと思うと怖いです。背後に成人男性がいると気になりますが、これからは、未成年の男の子でも警戒してしまいそうです」(前出の70代女性)

 別の70代女性は、

「近隣宅の防犯カメラに被害女性のあとをつけていく少年の姿と、犯行を終えて戻ってきたとみられる姿が映っていたそうです」

 と明かす。



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