山形・米沢市長選 24票差で現職の中川氏再選

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 任期満了に伴う山形県米沢市長選が24日投開票され、無所属現職の中川勝氏(69)=自民、公明推薦=が、元衆院議員の新人、近藤洋介氏(54)をわずか24票の僅差で破り、再選を果たした。

 得票数は中川氏が2万241票、近藤氏が2万217票だった。当日有権者数は6万7378人(男3万2575人、女3万4803人)で、投票率は60・57%。

 選挙戦で、中川氏は「若い人が米沢から離れ、都会で就職する状況を少しでも減らしたい。置賜(おきたま)(地域)の中心として活性化を進めたい」と主張。市立病院と民間病院の連携や「米沢ブランド戦略」などを実績として強調し、市政の継続を訴えた。

 一方、近藤氏は「米沢に必要なのは5年、10年先の明確なビジョンと着実な実行力」と訴え、人口減少に歯止めをかけると訴えたが、まさにあと一歩及ばなかった。

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