人気漫画家、20歳で描いた漫画の生原稿が49年ぶりに見つかる「保存状態の良さに驚き」


【写真】49年ぶりに見つかった「8時半の決闘」生原稿

 江口氏は「ジャンプでパイレーツを描いてた時の二代目担当編集者クンタこと鈴木晴彦が断捨離で自宅を整理してたらなんと、おれの赤塚賞準入選作、パイレーツの元になった『8時半の決闘』の生原稿が出てきたというので、受け渡しの儀を行った。おれが20歳の頃に描いた原稿が49年ぶりに手元に帰って来たのです!」と、当時の編集者から原稿入りの封筒を受け取った写真を公開した。

 「おれ、自分の原稿の管理に関してはわりとしっかりしてる方だと思うんだけど、この作品の原稿が返却されてなかった事には全く気づいてなかったなあ!」という江口氏。「昔は漫画の生原稿の保存に関して出版社側も漫画家側も意識が低かったので、原稿を失くされたり、10何年か経ってから、とある編集者のロッカーから出てきた、とかいう話はよくあったんですが、今回出て来た原稿はその保存状態の良さに驚きました。版下会社の封筒の『昭和』のフォントもまさに昭和!」と生原稿を公開して驚きをつづった。

 一連の投稿に、漫画家のいしかわじゅん氏からは「よく出てきたなあ。よかった。昔は管理なんて無茶苦茶だったしなあ。俺は少年キングに描いた短編が、まるまるまんだらけで売られてたことがあるよ」と自身の経験も交えたコメントが寄せられた。



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