皇后さま訪問取りやめについてお気持ち「体調が整わず、伺うことができなかったことを大変残念に」天皇陛下が明らかに


両陛下は24日と25日、埼玉県の秩父市で行われる全国植樹祭の式典などに出席される予定でしたが、皇后さまは体調に支障があるため、訪問を取りやめ、急遽、天皇陛下お一人での訪問となりました。

陛下は初日の日程終了後、側近を通じて感想を公表されました。

皇后さまの訪問が取りやめになったことについては「雅子には今回体調が整わず、伺うことができなかったことを大変残念に思っており、県民の皆さんと、今回準備段階から当日対応していただいている関係者の皆さんに、くれぐれもよろしくお伝えしていただきたい、とのことでした」と皇后さまのお気持ちを明らかにされています。

また陛下は、「約5年ぶりに埼玉県を訪れることができ、嬉しく思います。多くの県民の皆さんにあたたかく迎えていただき、感謝いたします。明日の第75回全国植樹祭式典に出席するのを楽しみにしています」と述べられています。

側近によりますと、皇后さまは風邪や熱などの症状はないということですが、行事が続いていてお疲れが出たため、陛下と相談の上で24日朝の出発前に取りやめの判断をして、現在は御所で静かに過ごされているということです。

宮内庁によりますと天皇陛下の即位後、皇后さまが、全国植樹祭など「4大行幸啓」と呼ばれる行事の出席を取りやめられるのは初めてだということです。

陛下は25日、お一人で秩父市で行われる「全国植樹祭」の式典に臨まれます。



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