アニメやゲームなどの「2次元」コンテンツや「2.5次元」界隈で人気を集めるアーティストが集結した音楽番組「オダイバ!!超次元音楽祭」がフジテレビの正月特番として来年1月2日深夜(0・50)に放送される(関東ローカル)。
バナナマンがMCを務め、約15組が出演予定。声優アーティストとしてトップクラスの人気を誇る水樹奈々、宮野真守、そして「ラブライブ!サンシャイン!!」から生まれたスクールアイドルプロジェクト、Aqours、藍井エイル、花澤香菜らが第1弾として発表された。
特に、花澤の地上波音楽番組への出演は超レアなので話題になりそうだ。制作にあたるのは「FNS歌謡祭」チーム。アニメやアニソンファンだけでなく、音楽ファンも期待できる体感ライブになっている。
声優のアーティスト活動はセールスや動員などあらゆる面でJ-POPシーンをしのぐ一大ジャンルとなっている。企画・演出する同局の浜崎綾さんは「テレビや音楽番組で未だにきちんと扱われないのはおかしい」と思い、番組を企画。実現するまで2年以上もかかったという。
笑いながらそう説明するが、2年間に感じたことはこうだ。
「世代間の情報の断絶が想像以上であるということ。10~20代の子たちにとってスターであるアーティストのことをテレビ局で働く上の世代には見たことも聞いたこともないという人が数多く存在しているのも事実。今回バナナマンという最高に心強いパートナーを迎え実現できることになった。出演アーティストがなぜこれほどまでに支持され、熱狂を生み出しているのか。その理由を徹底的にお伝えできればと思います」(産経デジタル)