小泉進次郎農水大臣が26日の日本テレビ「news zero」に生出演し、備蓄米の随意契約による放出を語った。
【写真】もう出てきた!小泉農相が2000円台のお米写真をアップ
同日に農水省は、備蓄米を「1万700円/60kg(税込1万1556円/60kg)」で売却すると公表。5キロ・892円で、小売り価格について「一般的なマージン(昨年同時期の相対取引の価格と小売価格の比率をもとに算出)で既存在庫とブレンドしない前提で試算すると、小売価格が2000円程度/5kg(税込2,160円程度)となる水準」と明記した。
進次郎氏は、即日申し込みが相次ぎ、6月初めにも店頭に並ぶ見込みであることを語った。
藤井貴彦アナウンサーが「最終的に価格を決めるのは小売店。2000円じゃなくてうちは3000円で売りますとなった場合は、どう対応しますか」と質問した。
進次郎氏は「3000円にするということは、何が乗っているか?ですよね。この説明を消費者は厳しく見るんじゃないでしょうか」と語った。
「今回の備蓄米は、去年のお米でもなく、古々米と古々々米。農家の皆さんから購入した金額がだいたい1万1000円から1万2000円(60キロ)。それを倉庫に置いていた分を下げて、1万700円」と説明。店頭の5キロ販売にすると「一般的なマージンを乗せてもだいたい2000円程度。我々はそういう推計でやってます」と語った。
そのうえで「仮に3000円が出てきた時には、じゃあそれ、何を乗せてるんですか?っていうことは、税込み2160円で出すと言っている事業者の方と何が違うんですか?っていうことは、厳しく問われると思います」と述べた。