【ハノイ=竹内駿平】カンボジアの複数の地元メディアは28日、北西部ポイペトで地元当局がオンライン賭博の拠点を摘発し、外国人約50人を拘束したと報じた。当局幹部の話として、大半が日本人だと伝えた。
地元メディアなどによると、当局は27日に摘発し、拘束された外国人は首都プノンペンに移送されたという。在カンボジア日本大使館も複数の日本人が移送されたことを確認している。
タイ国境に接するポイペトは近年、生産や物流の拠点として発展し、カジノホテルなどでもにぎわう。今年2月にも国際詐欺拠点が摘発され、タイ人など200人超の外国人が発見された。