【モスクワ共同】ロシア南部スタブロポリ市の住宅近くで29日未明、爆発があり、グルツィエフ第1副市長(34)ら男性2人が死亡した。ロシアメディアが報じた。グルツィエフ氏はウクライナ侵攻に軍人として参加。侵攻経験者を公的機関の幹部として登用するプーチン大統領の施策「英雄の時代」に基づき、昨年9月から第1副市長を務めていた。
スタブロポリ地方のウラジーミロフ知事はテロの可能性も含めて捜査が行われていると通信アプリに投稿した。グルツィエフ氏が知人男性と会った際に爆発が起き、2人とも死亡したという。知人男性が所持していた手りゅう弾が爆発したとの情報もある。