今田美桜“のぶ”は阿部サダヲ“草吉”の過去に言葉を失う…そして戦争は悪化の一途をたどる<来週のあんぱん>


【写真】教壇に立つのぶ(今田美桜)

■「あんぱん」とは…

連続テレビ小説第112作目となる本作は、「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしと妻・暢をモデルにしたオリジナル作品。戦前から戦後と激動の時代を生きた“ハチキンおのぶ”こと朝田のぶと、夫となる柳井嵩があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでの人生を描いた愛と勇気の物語。主人公・朝田のぶ役を今田が、夫・柳井嵩役を北村匠海が務め、脚本は連続テレビ小説「花子とアン」、大河ドラマ「西郷どん」の中園ミホが担当する。

■第10週「生きろ」あらすじ

第10週では――

草吉(阿部サダヲ)が朝田家を去る。のぶ(今田美桜)は、釜次(吉田鋼太郎)から草吉の辛い戦争の記憶を聞いて言葉を失う。

その後、戦争はさらに激化。朝田パンは小麦粉が配給になったことで店を閉めざるを得なくなる。そんな中、次郎(中島歩)が航海から戻ってくるが、楽しい時間もつかの間、次郎はカメラをのぶに預けて再び旅立ってしまう。

一方、嵩(北村匠海)は東京の製薬会社に勤めて一年が過ぎようとしていた。

――という物語が描かれる。

■第10週予告動画

公式ホームページ掲載の予告動画は、「僕の身に何かあったら、代わりに君が夢をかなえてほしいがや」という次郎の声と共に、のぶが走る姿、のぶと次郎がほほ笑み見つめ合う様子、敬礼する次郎、なぎなたの稽古をするのぶの姿が次々と映り始まる。

続いて「あなたみたいのが一番兵隊に向いてないって」と嵩に言う登美子(松嶋菜々子)、「何者だ」と聞く軍服姿の八木(妻夫木聡)が映る。

場面が切り替わると、「僕は戦争が大嫌いです」という嵩の言葉と、嵩が健太郎(高橋文哉)を抱きしめる場面が流れる。

そして、寛(竹野内豊)の遺影を持ち涙する千代子(戸田菜穂)の姿と敬礼する嵩が映り、最後は「嵩も行くがかえ」と涙するのぶの姿で動画は幕を閉じる。

何者でもなかったのぶと嵩の二人が、夢を追い続け、やがて「アンパンマン」にたどり着く物語に注目が集まっている。



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