小泉進次郎、自身の巨大壁画アートに感謝も“口元に米粒”の皮肉「バカにされている?」相次ぐツッコミ


【写真】口元に米粒、風刺の効いた小泉進次郎の“壁画アート”

町中に巨大な小泉進次郎!?

《これ逆にバカにされてるんじゃなくて?》
《しんじろうさん、古古米つけてどこ行くの?》
《BELIEVEって文字が胡散臭くなる》
《ディスってんだよね?》
《感謝してる場合かって感じだよね》

 小泉氏は新たに農水大臣に就任し、米の価格高騰対策として急きょ備蓄米の放出を決めた。備蓄米は米の不作などに備えて政府が買い上げているものであり、100万トンを目安に保管されている。保管期間は5年間であり、それを過ぎたものは飼料などに転用される。

 現在、スーパーなどでは5キロ2000円ほどで備蓄米の販売が行われており、備蓄米を求めて行列ができる現象も起こった。このほか一部の備蓄米が“小泉米”と呼ばれるなどちょっとしたフィーバーが起こっている。
 
 今回の壁画アートも“進次郎劇場”を象徴するものかと思いきや、本来のニュアンスは異なるだろうと指摘するのは政治ジャーナリストだ。

「小泉さんの英断によって、これまで米の流通を担っていたJAの組織改革など期待する声などもあがっています。これは父親の小泉純一郎元総理が“郵政改革”を行ったことへ重ねるものでしょう。

 ただ、もとをたどれば備蓄米は国民の税金で蓄えられているもの。小泉さんを救世主として見るのはちょっと大げさかもしれません。今回の壁画アートも、口元の米粒は皮肉のメッセージを込めた“風刺画”と見ることもできるでしょう」

 小泉氏は農水大臣に就任時、記者から「キロ数で言ったらどれぐらいお米を買われているんでしょうか」と問われ「いろんなお米を買いますね。ウチは息子も娘も小さいので、パッと時短であげなきゃという時はパックご飯も買います」と具体的な数字を答えない“トンチンカン回答”も話題となった。

 今回の壁画アートも、皮肉のメッセージに気づかず、そのまま感謝の思いをつづってしまったのかもしれない。



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