プロ野球、読売巨人軍の選手、監督として偉大な足跡を残し、「ミスタープロ野球」と呼ばれた長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督が3日午前6時39分、肺炎のため、東京都内の病院で死去した。89歳だった。
長嶋さんは5月下旬、症状が悪化し、血圧が下がったが、ここから医師らも驚くほどの頑張りを見せた。一時は血圧も安定し、穏やかな表情で過ごしていた。しかし、付き添ってきた三奈さんの誕生日となる6月3日朝、安らかに息を引き取った。三奈さんは、「父の頑張りを目の前で見ながら迎えた誕生日は、一生忘れられません」と語った。