Snow Man深澤辰哉、火9ドラマ「誘拐の日」出演決定 弁護士役で物語のキーパーソンに

7月8日(火)にスタートするテレビ朝日系火曜9時枠ドラマ「誘拐の日」に、Snow Manの深澤辰哉が出演することが発表された。斎藤工演じるマヌケなお人よし誘拐犯と、永尾柚乃演じる記憶喪失の天才少女という疑似親子の逃亡劇を描く本作で、深澤は冷静沈着な弁護士を演じ、物語の鍵を握る重要な役割を担う。

韓国原作の話題作を日本版へ

本作は、「シグナル」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」などを生み出した韓国有数のスタジオASTORYが2023年に製作した連続ドラマ「誘拐の日」を原作としている。“巻き込まれ型ヒューマンミステリー”として、誘拐犯と少女という異色の組み合わせが次々と襲いかかる危機を乗り越えていく姿を描く。脚本は「下町ロケット」「半沢直樹」などを手掛けた丑尾健太郎が、日本オリジナルのノンストップエンターテインメントとして昇華。演出は映画「神様のカルテ」やドラマ「星降る夜に」などで知られる深川栄洋が担当する。

斎藤工と永尾柚乃がドラマ「誘拐の日」のビジュアルで正面を見据える様子斎藤工と永尾柚乃がドラマ「誘拐の日」のビジュアルで正面を見据える様子

深澤辰哉が演じる冷静沈着な弁護士・山崎忠

深澤が本作で演じるのは、弁護士の山崎忠(やまざき・ただし)。彼はかつて永尾演じる少女・凛の家庭教師であり、凛の父親が院長を務める病院の顧問弁護士も務める人物だ。常に冷静沈着で感情を表に出さない、腹の内が見えない男として描かれるが、実は新庄と凛の運命を左右する可能性を秘めた、物語全体のキーパーソンとなる役どころだ。

深澤辰哉コメント

――オファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください。

素直にうれしかったです。すぐにあらすじを読ませていただいたのですが、めちゃめちゃ面白いドラマだなと驚きました。そんな作品に呼んでいただいて、すごく幸せに思いました。斎藤工さんをはじめ、共演者がすごい方々ばかりなので最初は緊張しすぎて、ぶっちゃけ現場に行きたくなくて…(笑)。でもお会いしてみたら、皆さんフレンドリーで。先輩方のお芝居を間近に見ることができるなんて、とても贅沢な経験です。今は楽しみながら撮影に臨んでいます。

――ご自身の役柄についてはどのように捉えていますか?

山崎は弁護士で凛の大叔父の秘書的役割も務める、真面目でクールなエリートです。でも、脚本を読み進めるうち、愛というものに飢えた人物なんだなというのが伝わってきて…。現時点では多くを語れませんが、物語が進んでいくと彼が“愛に飢えた理由”が皆さんにもわかっていただけるんじゃないかなと思います。山崎は感情を表に出さないので、表情が変わったときは彼の中で“何か”が動いた瞬間。彼の心の動きを繊細に演じていきたいと思います。今回、ビジュアルからも作品に染まれたらと思って、ずっと明るめだった髪色を黒にしました。黒髪にビシッとしたスーツに眼鏡、そして弁護士バッジ…というビジュアルは自分自身も新鮮ですが、ファンのみなさんも新鮮に感じていただけるんじゃないかなと。でもまさか、自分が弁護士バッジをつける日が来るとは思いもしませんでした。自分から最も遠い職業だと思っていました(笑)!

――主演の斎藤工さん、凛役の永尾柚乃さんの印象を教えてください。

斎藤さんはバラエティーで共演させていただいたとき、かっこいい雰囲気とは裏腹にチョイスするワードが個性的で、とても面白い方だなと思っていました。何より、お芝居は“天才”! がっつり共演できるシーンを今から楽しみにしています。そして、僕は柚乃ちゃんの大ファン。柚乃ちゃんの出演作を見て“すごい子がいるな!”と勝手に推していたので、今回一緒にお芝居できるのはうれしいですね。年齢なんて関係なくめちゃくちゃリスペクトしていますが、役柄を離れると年相応にかわいらしいのがまた魅力だなと思います。実は柚乃ちゃんとは、皆さんご存知の“逃げるバラエティー”で共演しました。一緒に逃走していたのですが、結局捕まってしまったんですよね。この「誘拐の日」は逃亡劇なので、今度こそ柚乃ちゃんには逃げ切って幸せになってほしいなと個人的に思っています(笑)。

――視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします!

普通のドラマって全話を通して“波”ができるイメージがあるのですが、この作品は1話ごとにすごい波が押し寄せてきます。一体2人はどうなるのか、ハラハラドキドキしながら最後まで作品を楽しめると思いますので、ぜひ皆さんご覧ください!

結論

誘拐犯と天才少女の異色の逃亡劇に、深澤辰哉演じる謎めいた弁護士がどのように関わっていくのか注目される。「誘拐の日」は、原作の魅力を踏襲しつつ、日本独自のエンターテインメントとしてどのように展開していくのか、期待が高まる。