[モスクワ 5日 ロイター] – ロシアのセルゲイ・リャプコフ外務副大臣は、6月1日にウクライナの無人機攻撃を受けた戦闘機は損傷したものの破壊はされていないとし、補修する予定だと述べた。国営タス通信が5日、報じた。
ロシア国内の複数の航空基地を同時攻撃した1日の攻撃について、米当局者はロイターに、最大20機の戦闘機が攻撃され、約10機が破壊されたと米国が評価していると語った。これは、ウクライナのゼレンスキー大統領の見立ての約半数となる。
リャプコフ氏は、タス通信に「国防省が説明したように、問題の装備は破壊されたのではなく損傷した。補修されることになる」と述べた。
技術的な問題や西側の制裁などを考えると、必要な部品を揃えてどの程度迅速に補修できるのか、不透明だ。