米実業家イーロン・マスク氏が前大統領のトランプ氏に対し弾劾を求め、自身の企業であるスペースXのドラゴン宇宙船を直ちに退役させると示唆。両者の確執が新たな段階に入り、国際宇宙ステーション(ISS)やNASAへの影響が懸念されています。
前大統領への弾劾要求とその意図
弾劾要求は、X(旧ツイッター)上でのユーザーの投稿「大統領対イーロン。どちらが勝つ? 私はイーロンに賭ける。トランプは弾劾されるべきで、J・D・バンスが後任になるべきだ」に対し、マスク氏が「そうだ」と短く応じる形で表明されました。これは、マスク氏とトランプ氏の間の長年の確執がさらに激化していることを示唆しています。
マスク氏、スペースXドラゴン退役示唆 トランプ氏との確執影響か
マスク氏は別の投稿で、「トランプ大統領が私との政府契約を打ち切ると表明したことを受け、スペースXは宇宙船ドラゴンの退役を直ちに開始する」と述べました。この動きは、国際宇宙ステーション(ISS)とNASAの運用に壊滅的な影響を及ぼす可能性があります。ドラゴンは、最大7名収容、現役宇宙船で唯一大量貨物を地球に帰還可能。ISSへの人員・物資輸送に不可欠で、NASA宇宙飛行士帰還支援実績もあります。
まとめ
マスク氏のトランプ氏への弾劾要求とスペースXのドラゴン宇宙船運用示唆は、両者の確執の深刻化を示します。特にISSとNASAへの影響が懸念され、今後の動向が注視されます。
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