DEEP TAKA 警察トラブルで解散危機か 所属事務所LDHが事実関係認める

結成16年目を迎えるボーカル&コーラスグループ「DEEP」が、現在解散の危機に瀕している。この状況の発端となったのは、リーダーであるTAKA(木村貴浩、41)が4月22日に起こした警察沙汰だ。

EXILEらを擁するLDHに所属する「DEEP」は、TAKA、YUICHIRO(43)、KEISEI(39)の3名で活動している。グループの歴史は、2004年にEXILE ATSUSHIを中心に結成された4人組コーラスグループ「COLOR」にTAKAが選ばれたことから始まった。

COLORは2006年にメンバーの脱退を経て、同年の「EXILE VOCAL BATTLE AUDITION」合格者3名を新メンバーに迎え再始動した。その後、2009年にグループ名を「DEEP」に変更し、同年10月にシングル「Endless road」でメジャーデビューを果たした。デビュー当時は4人組だったが、2018年にメンバーのRYOが芸能界を引退し、現在は3人体制で活動を続けている。

グループ「DEEP」の歴史とTAKAの役割

2019年に結成10周年を迎えたDEEPは、新たな展開として新メンバーオーディションを開催。合格した3名を加え、合計6名で「DEEP SQUAD」を結成し、2020年7月に配信シングル「Get With You」でデビューした。TAKAは現在、「DEEP」と「DEEP SQUAD」の両グループでリーダーを務め、牽引役を担っている。

福岡出身のTAKAは、高校卒業後に上京し、歌の基礎を学ぶために専門学校に進学。卒業間近の2004年、ATSUSHIからの声がけによりCOLORのメンバーとしてデビューするに至った。彼は根っからのアニキ肌で、歌に対する情熱も非常に強い。「日本を代表するボーカルグループになる」という高い目標を掲げている。温かく包容力のある歌声が特徴で、状況に応じて力強い歌唱も披露できる。作詞を手掛けるなど多才な一面も持ち合わせており、メンバーやファンからの信頼も厚い人物とされている。

リーダーTAKAに何が起きたのか?

そんな硬派なリーダーとして知られるTAKAが、深刻な警察トラブルを引き起こしたことが今回の解散危機に関わっている。4月22日に発生したこの事案について、所属事務所であるLDHは事実関係を認めた。

所属事務所LDHの対応

LDHは週刊文春の取材に対し、以下のように回答し、トラブルがあったことを認めている。

「このたびは、弊社所属の者による行為により、関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと、心より深くお詫び申し上げます。本件につきましては、本人からの報告を受けた直後に、弊社にて速やかに事実関係の確認を行いました。その結果、本人は極度の精神的ストレス下にあったこと、そして今回の行為が初めてである旨の報告を受けております」

事務所の回答からは、TAKAが精神的なストレスを抱えていたこと、そして今回の行為が過去に例のないものであったことが示唆されている。この警察トラブルの詳細については、現在配信中の「週刊文春 電子版」にて報じられている。

2020年デビュー時のDEEP SQUADの集合写真2020年デビュー時のDEEP SQUADの集合写真

この一件が、DEEPというグループにどのような影響を与えるのか、今後の動向が注目される。

出典:週刊文春電子版 / Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/528622b49a3a0f0036a561075216582859ffea24