日本棋院は9日、東京本院(東京・市ケ谷)に所属する囲碁の女流棋士、大須賀聖良(おおすか・せいら)三段が7日、事故による頭部外傷のため都内の病院で死亡したと発表した。21歳だった。
大須賀さんは2004年(平16)1月20日生まれ。埼玉県出身。洪清泉四段(関西棋院)門下で、20年に女流特別採用推薦でプロデビューした。22、23年の女流本因坊戦本戦トーナメント、22年度からは3期連続で女流棋聖戦本戦トーナメントに進出していた。通算成績は60勝95敗、本年度は5月8日の本因坊戦予選C、遠藤悦史八段戦で敗れたのが最後の対局となった。