クマに襲われハイカー死亡 クマの防衛反応か ギリシャ


【写真】ドライバーが投げたサンドイッチを食べるクマ

ギリシャ国立救急治療センター(EKAV)がAFPに明らかにしたところによると、ベテランハイカーのクリストス・スタブリアニディスさんの遺体は、フラクトスの森にある深さ800メートルの渓谷で発見された。

一緒に森にいた、同じくベテランハイカーの男性はニュースポータルNewsITに対し、2人が9日、クマに襲われた時の様子を説明。

「突然、クマを目にした。クマは私に襲いかかってきた」「私の犬が数秒間、クマの攻撃を遅らせ、その間、私が催涙スプレーを使うと、クマは友人に向かっていき、谷に突き落とした」と話した。

クマの保護区を運営している野生動物グループ「Arcturos」の広報担当者、パノス・ステファノス氏はERTテレビに、クマのこの時の行動は「防御的なもので、攻撃ではない」と説明。「脅威と見なしているものを押し返そうとしている」との見方を示した。

スタブリアニディスさんは昨年8月、1950年代に同地域で墜落したギリシャ軍機の残骸を深い森の中で発見。より多くの人々が現地に足を運べるよう、アクセスしやすいルートを特定する取り組みを主導していた。【翻訳編集】 AFPBB News



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