【防犯カメラ映像あり】小銃所持の容疑者「京都の別の組も狙っていた」 神戸山口組幹部射殺事件

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 兵庫県尼崎市の路上で指定暴力団神戸山口組の古川恵一幹部(59)が射殺された事件で、銃を所持していたとして京都府警に現行犯逮捕された男が調べに対し、「別の神戸山口組系組織を狙い京都に向かった」などと供述していることが28日、捜査関係者への取材で分かった。京都市内が拠点の神戸山口組2次団体が次のターゲットだったとみられる。兵庫県警は週内にも、京都府警から男の身柄の移送を受けて殺人容疑で再逮捕する方針で、一連の目的を捜査する。

 逮捕された男は愛知県江南市の無職、朝比奈久徳容疑者(52)。事件は27日午後5時5分ごろ、尼崎市内の路上で発生した。

 両府県警の調べでは、古川幹部は至近距離から自動小銃で頭や腹などを狙い撃ちにされ、即死状態だったとみられる。現場の路上からは実弾の空薬莢(やっきょう)15個程度が押収された。朝比奈容疑者とみられる犯人は、銃撃後に現場から車で逃走。約1時間後に約40キロ離れた京都市内で京都府警の警察官が、逃走車両とナンバーの下4桁が一致した軽乗用車を発見した。1人でいた朝比奈容疑者が拳銃や自動小銃、実弾を所持し、警察官に拳銃を向けたため銃刀法違反などの疑いで現行犯逮捕した。

 捜査関係者によると、警察の調べに対し朝比奈容疑者は「全部1人でやった。古川に30発ぐらい撃った」などと供述。さらに「別の神戸山口組系組織を狙い京都に向かった」などと話しているという。

 神戸山口組は平成27年8月に5代目組長(故人)の出身母体である山口組2次団体の山健組組長ら直系組長13人が離脱し結成。警察庁は28年3月、両組織が対立抗争状態にあると認定した。今年4月以降、対立抗争が激化。10月までの間に両組織の本部がある神戸市内で銃撃や刺傷事件が3件発生し組員2人が死亡、2人が重傷を負った。事件を受け、全国4府県にある両組織の組拠点計19カ所の使用が制限されている。

 朝比奈容疑者はもともと山口組傘下組織幹部だったが、山口組で取り扱いが禁じられている覚醒剤に手を染めたとして、平成30年12月に「破門処分」を受けたとされる。

 警察当局は今回の事件も両組織間の対立抗争の一環だった可能性もあるとみて調べている。

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