6月10日、中国・北京で行われたオークション。競売にかけられているのは、歯の生えたモンスター「ラブブ」の人形だ。
中国企業のポップマートが製造、販売するこのキャラクターは昨年世界中で大ブレイク。この日のオークションには会場を訪れた200人のほか、1000人以上が携帯アプリを使って落札に参加したという。
オークションでは、ラブブに関する商品48点が出品。身長131cmの特大フィギュアは約15万ドル(=2000万円以上)で落札されたという。
今回のオークションについて、ニュース番組『ABEMAヒルズ』のコメンテーターでジャーナリスト・千葉大学客員教授の高口康太氏は「ラブブ」について「メインは十数cmぐらいの箱に入っているフィギュアで、ガチャガチャ形式で売られている」と説明した。
また、人気になった理由については「アメリカでセレブの人たちが持っているのがInstagramで広まり、今やメジャーリーガーなども所持している。ポップマートは海外向けにセレブを使ったインフルエンサーマーケティングが非常に上手く、キャラクタービジネスが上手く噛み合ったからだ」と話している。(『ABEMAヒルズ』より)
ABEMA TIMES編集部