女優・酒井美紀、アラフィフで独立した理由と「流したい自分」を語る

長年のキャリアを持つ女優、酒井美紀さん（47歳）。アラフィフを迎え、今後の人生を深く考える中で、長年所属した大手芸能事務所からの独立という大きな決断をしました。「茨の道だと覚悟していましたが」と語る彼女の「今」に迫ります。

『白線流し』同窓会と「流したい自分」

デビュー作から間もなく30年、特に連続ドラマ『白線流し』は多くの人に愛されています。先日、出演者やスタッフによる同窓会が開催されたそうですが、酒井さんご自身は仕事の都合で欠席されたとのこと。主演の長瀬智也さんも不在だったとか。次は自身が音頭を取りたいと語ります。「SNSのおかげで連絡は取りやすくなっても、皆それぞれの生活があるから、実際に会うというのはなかなか難しいものですね」と本音も。

ドラマで制服のスカーフに「勇気のない自分」と書いて川に流したエピソードに触れ、今の自分自身が“流したい”ものを問われると、「ズボラな自分」と笑いました。「好きなことや興味のあることにはどんどん追求してなりふりかまわずなんですが、それ以外はおっくうになってしまうんです。実は老眼が始まっているのに、眼科に行くのも百均で老眼鏡を買うのも面倒で…」と飾らず話しました。

女優・酒井美紀さん（47歳）。高校1年生の息子の母親としての一面も持つ。