【AFP=時事】英ロンドンで14日、チャールズ国王の「公式誕生日」を祝うパレード「軍旗分列行進式(トゥルーピング・ザ・カラー)」が行われた。式典では、12日にインドで発生したエア・インディア機の墜落事故の犠牲者に対する1分間の黙とうが行われ、一部の王室メンバーも黒い喪章を着用して臨んだ。
【写真24枚】国王の「公式誕生日」を祝うパレードに臨むキャサリン皇太子妃
バッキンガム宮殿は、チャールズ国王が「この悲惨な悲劇で命を落とした方々と、その死を悼んでいる家族とすべてのコミュニティーの人々に敬意を表するため」パレードの変更を求めたとしている。
チャールズ国王の実際の誕生日は11月14日だが、王室にはこれとは別に国王の公式誕生日を祝う伝統がある。
今も週に1度のがん治療を続けているチャールズ国王は、カミラ王妃と共にパレードに参加。
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子も姿を見せた。
王室を離脱し、米国に移住したヘンリー王子と妻メーガン妃は出席しなかった。【翻訳編集】 AFPBB News