世間では「ニンテンドースイッチ2」の登場が大きな話題を呼んでいますが、そんな注目の時期に、ある海外のゲーマーが投稿した「母親が普通のスイッチ（有機EL版）を買ってくれた」という出来事が海外掲示板で温かい反響を呼んでいます。この投稿は、新しいハードの話題に隠れがちな、大切な贈り物とその価値について考えさせられます。
「今更無印スイッチを母が…お金を無駄に？温かい意見に感動」
海外掲示板Redditに立てられたトピックでは、投稿者が「母が私にスイッチ（有機EL版）を買ってくれたのですが、スイッチ2が出たばかりなので、母はお金を無駄にしてしまったのでしょうか？母には本当に感謝しています！ただ、取っておく価値があるのかを知りたいだけです」と問いかけました。
海外の親が子に贈ったニンテンドースイッチ有機ELモデルを持つ手元
この投稿に対して、最も多くの賛同を集めたのは「お母さんと一緒に過ごす時間は、決して無駄にはなりません」というコメントでした。この意見は多くの海外ゲーマーの心に響き、「本当にその通りだ」「スイッチには親子で楽しめる素晴らしいゲームがたくさんある」「私の母は昨年亡くなったが、これは真実の言葉。大切な時間を当たり前と思わないで」といった感動的な声が寄せられました。
有機EL版スイッチと既存タイトルの価値を再評価する声
また、今回の贈り物である有機EL版スイッチの利点を挙げる意見も多く見られました。「有機EL版スイッチは画面とバッテリー持ちが最高なので、旅行に最適」「私も毎日遊んでいる」など、現役で愛用するユーザーからの評価です。
さらに、ハードが新しい世代へ移行する今の時期こそ、既存のスイッチ名作ソフトを安価に入手する好機だという意見も目立ちました。「アメリカならeBayで中古ソフトをたくさん安く買える」「スイッチ2はまだソフトが少ない。物理カードを集められる最後のハードかもしれない無印スイッチも良い選択」「未だにスイッチで2～3年遊べるほどゲームが積んである（笑）」といった、経済的な側面やコレクション性、あるいは積みゲーの消化といった現実的な視点からのコメントもありました。
ネガティブな意見も踏まえつつ、コミュニティの温かい目線
中には「自分が子どもでスイッチ2を欲しがっていたらキレるかも」「スイッチ2には下位互換性があるから、今更スイッチを買うのはお金の無駄」といった否定的な見解もありましたが、寄せられた意見の大半は、贈られた物への感謝や、無印スイッチの持つ価値、そして親子で過ごす時間の大切さを強調する温かいものでした。
結論：物質的な価値だけではない贈り物の意味
最新モデルが話題になる中で旧モデルを受け取ったことへの率直な疑問から始まったこの投稿は、ゲームハードの機能や価格といった物質的な価値だけでなく、贈り物に込められた愛情や、共に過ごす時間の尊さ、そして既存のゲームが持つ普遍的な楽しさといった、より本質的な価値に光を当てました。海外ゲーマーコミュニティからの温かい反応は、ゲームという趣味を通じて繋がる人々の優しさを示しています。言われてみれば、有機EL版スイッチにも、そして「普通のスイッチ」にも、まだまだ多くの良い点があることを改めて認識させてくれる出来事でした。
