「翌日に疲れが残る人」が実践したい“対処法3つ”。「働きすぎ」と「ちょうどいい働き方」の境界線を精神科医が提言


■翌日に疲れが残るまで働かない

 体力に関するビジネスパーソンの悩みで、最も多く見られるのが、「一晩寝ても、疲れが取れない」というものです。

 こうした悩みは、年齢が上になるに連れて多くなる傾向がありますが、これを単純に「年齢による体力の衰え」だけで片付けてしまうのは、少しムリがあります。

 日本のビジネスパーソンには、月曜の朝から金曜の夜までエンジン全開で働いて、土日にグッタリとしている人がたくさんいますが、そんな働き方をしていたのでは、体力の有無に関わらず、体とメンタルを壊すリスクが高まります。

 自分が「働き過ぎかどうか?」を判断する物差しは、働いた時間の長短や、仕事の密度の濃淡などではありません。ゆっくり寝ても、翌日まで疲れが残っているようならば、それは明らかにオーバーワークの証拠と考える必要があります。



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