サニージャーニー、膵臓がん肺転移を報告 病理検査の結果は「考えられる限り最悪の形」

旅系YouTuberとして活動する夫婦、サニージャーニーが、妻みずきさんの膵臓がん再発後の状況について新たな報告を行った。2024年12月にがん再発を発表して以来、抗がん剤治療を続ける中で見つかった肺の影に対する病理検査の結果が、6月12日のチャンネル更新で明らかにされた。日本一周の夢を一時中断し、闘病生活とその日常を発信してきた彼らの今回の発表は、多くの視聴者が注目していた。

病理検査の結果報告

動画内で、こうへいさんとみずきさんは今回の病理検査の結果を伝えた。結論として、左肺に見つかった影は膵臓がんの転移であることが判明した。こうへいさんはこの結果を受け、「今のみずきの状況を考えると、もしがんであるならば肺の原発がんであればとても小さい状態だし除去は全部できたし、今後抗がん剤も選択肢があるので、まだ治療の選択肢があったなという状況なんですけれど、膵臓の転移がんだということがわかったので僕たちの感覚としては考えられる限りは最悪の形だったなと思っています」と、その重さについて語った。

動画で病理検査の結果を報告する旅系YouTuberサニージャーニーのこうへいさんとみずきさん動画で病理検査の結果を報告する旅系YouTuberサニージャーニーのこうへいさんとみずきさん

今後の治療計画と懸念

今後の治療方針としては、効果が高いとされる多剤併用療法「フォルフォックス」で治療を行っていくことが発表された。しかし、フォルフォックスは副作用として手足の痺れが強く出る可能性がある点が懸念されているという。主治医からは、みずきさんの現在の状態で試せる薬が限られているとの説明があったため、これからは副作用を管理しながらフォルフォックス治療を続けることになる。

こうへいさんは、今後の可能性として考えられる最も良いシナリオについて言及した。「考えられるいい可能性としては、このままフォルフォックスをしばらく受けて、PET検査の結果“がんが見つかりませんね“となって、そのまま経過観察に入ってずっと再発もしないというのが考えられる一番いい形かなと思います」と希望を語った。

みずきさんの心境と今後の活動

今回の厳しい結果にも関わらず、みずきさんは前向きな姿勢を示している。「先に起こる未来は悪いことを考えたらキリがないので、私としては自分が起こってほしい未来を想像して、1日でも1時間でも1分でも楽しい時間を過ごしていくというのは変わらないです」と自身の心境を吐露した。

コメント欄には、「治療がうまくいくことを祈ってます」「頑張って欲しい。きっといい未来が来る」など、多くの視聴者から励ましと応援の声が寄せられている。病との闘いについて包み隠さず発信し続けるサニージャーニーに対し、どんな状況でも希望を見出し立ち向かう姿勢に、多くの人が感銘を受けているようだ。これからも無理のない範囲で旅の動画も続けていくとのこと。二人の活動と病状の推移に、今後も注目と応援が続くだろう。

Source: https://news.yahoo.co.jp/articles/efbe81936c8d95ad33e538f2d55f70341e22dc81