インド西部アーメダバードで離陸直後に墜落したエア・インディアの事故原因について、専門家がさまざまな可能性を指摘しています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「エア・インディア機墜落事故の原因」について解説します。
Q エア・インディアの飛行機が墜落したって聞いたよ。どうして起きたの？
A 離陸した直後に、飛行機のエンジンが2つとも同時に止まった可能性が高いと考えられています。エンジンが1つでも動いていれば、飛び続けることができるそうです。
Q どうしてエンジンが止まったのかな。
A 考えられる理由は3つあります。1つ目は「バードストライク」といって、鳥がエンジンにぶつかること。2つ目は整備不良、つまり飛行機の点検や修理が十分でなかったこと。3つ目は燃料系のトラブルです。
Q エンジンが止まると、どうして飛行機は落ちてしまうの？
A 飛行機はエンジンで空気を押し出して飛んでいます。エンジンが両方止まると、十分な力がなくなってしまい、高く飛び続けることができなくなります。
Q ボーイング787ってどんな飛行機なの？
A 世界中で約1200機が使われている大きな旅客機です。とても安全性が高く、これまで死者が出るような墜落事故はありませんでした。ボーイング787のような新しい機体で、エンジンが2つとも止まる事故はとても珍しいです。専門家も「こんな事故は聞いたことがない」と驚いています。
Q 事故の原因はすぐにわかるの？
A 全部の原因がわかるまでには、少なくとも1年以上かかると考えられています。
Q これからどんな調査が行われるの？
A 事故機のボイスレコーダーや、機長と管制官のやり取りなどを詳しく調べます。そうすることで、事故の全体像が少しずつ明らかになりそうです。
