カードショップはんじょう、買取トラブルで謝罪 防犯カメラ確認ミスと対応に批判の声

人気ゲーム配信者として知られる「はんじょう」氏が経営する「カードショップはんじょう」の公式Xアカウントは、2025年6月15日に発生したカード買取業務における顧客とのトラブルについて謝罪しました。店舗側は、顧客から預かった大切な品物に対する不適切な対応であったと深く陳謝しています。このカードショップはんじょうの買取トラブルの詳細は以下の通りです。

トラブル発生の経緯

店舗の報告によると、顧客は7枚のカードの買取を依頼しましたが、査定担当者は5枚のみを査定しました。顧客がカードの不足を指摘した際、担当者は「見ていない」と応答。別の店員が防犯カメラ映像を確認したものの、最初の確認では5枚しか映っていないように見えたため、「映像で5枚しか確認できない。納得できないなら警察に確認してもらった方が良い」と顧客に伝達しました。この発言について、店舗側は「お客様への不信を前提としたものではなかった」としつつも、「結果として高圧的に受け取られかねない表現であり、深く反省している」と説明しています。

広範囲の映像確認で事実判明

その後、顧客が改めて不足を訴え再確認を求めたため、店舗はより広範囲の防犯カメラ映像を再確認しました。その結果、顧客が査定に出す準備の段階で、確かに7枚のカードを提示していたことが判明しました。トラブルの原因は、査定担当者が7枚のうち5枚だけを査定し、残りの2枚を誤って「査定済み」用のケースに収納してしまったことにあると、店舗は説明しました。この査定ミスが顧客に不信感と迷惑をかけたとして、重ねて謝罪しています。
カードショップはんじょう公式Xアカウントによる買取トラブルに関する謝罪ポストカードショップはんじょう公式Xアカウントによる買取トラブルに関する謝罪ポスト

信頼失墜の原因と再発防止策

店舗は、今回の件で信頼を損ねた原因として以下の3点を挙げています。(1)防犯カメラ映像が5枚に見えたという限定的な理由でお客様の申告を否定したこと(映像の限界を考慮すべきだった)。(2)「警察を呼びますか」といった対応が威圧的に受け取られかねない表現だったこと。(3)映像確認の範囲が不十分だったこと(カード提出準備段階を確認していなかったため、「十分に確認せず否定された」と感じさせた可能性)。これらの点について、「お客様の大切なお品物をお預かりする立場として、あるまじき対応だった」と真摯に受け止め、再発防止策として「査定時のカード枚数を各段階で必ず記録・照合」「映像確認を受付から査定開始までを通して行うことを明文化」することを表明しました。
カードショップはんじょうが公開した買取トラブルに関する謝罪文全文カードショップはんじょうが公開した買取トラブルに関する謝罪文全文

謝罪後のSNS運用に批判

この謝罪文の投稿に対し、オンライン上では「酷すぎ」「カードショップとしてはやってはいけない」といった否定的な声が多く寄せられました。さらに、謝罪投稿後、店舗のXアカウントが短時間のうちに商品紹介や買取表、求人募集といった無関係なポストを20件程度投稿・リポストしたことに対し、「ツイート流してんのも含めて終わってる」「色々ツイートして流そうとしてる感がヤバすぎる」など、謝罪投稿を目立たなくさせようとしているのではないかとの批判的な意見も上がっています。

今回のカードショップはんじょうにおける買取トラブルは、防犯カメラ確認ミスと不適切な初期対応が原因でした。店舗は謝罪・再発防止策を発表しましたが、その後のSNS運用も批判の的となっており、依然として議論が続いています。顧客との信頼関係維持には、正確な対応と誠実な情報発信が不可欠であることを示す事例です。

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