ムード歌謡グループ「純烈」のリーダー、酒井一圭(49)が17日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、現在の3人体制になったことで生じた「意外な悩み」を率直に語った。また、過去にグループを脱退したメンバーについて言及する場面もあった。
純烈の歴史とメンバー変遷
純烈は2010年6月23日に、酒井一圭、白川裕二郎、後上翔太、小田井涼平、友井雄亮、林田達也の6人組としてデビューした。その後、林田が2016年に脱退し5人体制となり、2017年にブレーク。翌年には「第69回NHK紅白歌合戦」への悲願の初出場を果たした。しかし、メンバーの変遷は続き、2019年に友井、2022年には小田井がグループを離れた。2023年には岩永洋昭が新メンバーとして加入したが、今年3月に卒業。現在は酒井、白川、後上の3人体制となっている。
純烈の現メンバー(左から酒井一圭、白川裕二郎、後上翔太)
3人体制での「意外な悩み」とは
番組司会の黒柳徹子から「ついに辞めたメンバーの数のほうが多くなった」と指摘されると、後上は「多数決したら負けちゃいますね」と返し、スタジオを和ませた。酒井は、現在の3人体制になって感じている変化について語り始めた。「テレビで言うのも何なんですけど…LiLiCoの旦那(小田井涼平)が、どっちかっていうと歌うのが好きなんですけども歌が苦手というか」とやや言葉を選びながらも、「そういうちょっとノイジーなパートを担当していただいたというか」と、率直な本音を明かした。
歌唱力への言及とその影響
さらに酒井は、脱退した岩永洋昭についても触れ、「岩永さんもうまくなってきたタイミングで抜けちゃった」と述べた。そして、これらのメンバーチェンジを経て、「結果的に抜けてみたら、3人で歌番組に出させていただくと『前より上手になったね』っていうようなことを言われるようにはなった」と、周囲からの評価の変化を語った。
まとめ
メンバーの度重なる変遷を経て現在の3人体制となった純烈だが、リーダー酒井一圭の率直な告白からは、その変化が歌唱面での周囲からの評価に繋がっている実情がうかがえる。しかし酒井は即座に、「ただでも、僕らの演歌・歌謡曲の世界はうまい人だらけなんで、もう足元にも及ばないんですけども」と謙遜の姿勢を見せた。この率直な発言は、純烈の新たな一面を垣間見せるものとなった。
参考資料
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d5d7d90c70ec6613c0baba68c599d3980ab0a6c