タレントの中川翔子さんが、SNSへの投稿をきっかけにネット上で連日のように激しい炎上騒動に直面しています。特に、ある人気ゲーム機の購入に関する投稿や過去の疑惑が再び掘り起こされ、彼女に対する批判が過熱。この中川翔子さんの炎上騒動は、現在も多くの議論を呼んでいます。
SNS投稿を巡る炎上が続く中川翔子さんの画像
最近の「Nintendo Switch 2」購入疑惑
「Nintendo Switch 2」とされる商品の購入疑惑が、最近の炎上の引き金となりました。中川さんは6月8日、自身のInstagramで、当時入手困難だったこのアイテムを手に入れたと報告。さらにYouTubeチャンネルで開封動画を公開しましたが、視聴者から商品のパッケージを見て「転売品を購入したのではないか」との疑惑が浮上しました。これに対し、中川さんは6月15日にX(旧Twitter)を更新し、この転売購入疑惑を完全に否定しています。
2018年の「他人猫」騒動が再燃
このSwitch 2を巡る騒動を機に、2018年に起きた「他人猫」騒動が再び蒸し返されています。当時のTwitterで、中川さんは愛猫の死を報告した際、投稿された写真が別の一般ユーザーの猫と酷似していたことから、「他人の猫の画像を使って飼い猫が亡くなったと偽ったのではないか」との疑惑が持ち上がり、大きな騒動となりました。中川さんは該当の画像と投稿を削除しましたが、詳細な説明はいまだに行われていません。今回の件で、この過去の騒動が再び注目を集めることになったのです。
過熱する批判と妊娠中への配慮
ネット上での中川さんへの批判は過熱する一方ですが、一方で彼女の現状、特に妊娠中であることへの配慮や心配を示す声も出てきています。「妊娠中なんだからそっとしておくべき」「母体のストレスがお腹の子に影響しないか心配」といった意見がSNSで見られ、第一子を妊娠中の彼女に対し、一時的な沈静化を求めるユーザーも少なくありません。
芸能プロ関係者が見る状況
こうした状況について、ある芸能プロ関係者は次のように見ています。中川さんは2023年に結婚を発表し、今年5月に40歳の誕生日を迎えた際に妊娠を報告しました。これまで、彼女は誹謗中傷に対して法的手段も辞さない毅然とした対応をとっており、実際にインターネット上の書き込みで送検されたケースもあります。しかし、現在は医師と相談しながら仕事を続ける中で、無事に生まれてくる子供を心待ちにしている状況です。芸能人である以上、批判の声に「スルースキル」も必要とされる場面はあるものの、全てを無視することは難しいでしょう。投稿に問題があったとしても、妊娠中の体調を気遣う声が出るのは自然な流れです。SNSが仕事の一部とはいえ、これだけ炎上が続くのであれば、一時的に距離を置く選択肢もあり得ると指摘しています。
どのような理由であれ、相手への誹謗中傷が許されないのは大前提です。一方で、SNSでの発信が仕事の一部となっている芸能人にとって、過度な炎上から自身を守るための対策、すなわち「自衛」も時には重要となるのかもしれません。今回の騒動は、改めて著名人のSNS利用とネット社会の課題を浮き彫りにしています。