永野芽郁スキャンダルが影響? 日曜劇場『キャスター』最終話で人気俳優たちの出演が激減、続編の可能性にも影

期待されていた人気俳優2人が、最終話でわずか数秒の出演に留まった日曜劇場『キャスター』。その背景には、主演クラスである永野芽郁を巡る最近のスキャンダルが影を落としている可能性が指摘されている。

6月15日に最終話が放送されたTBS系日曜劇場『キャスター』は、架空の報道番組「ニュースゲート」を舞台に、阿部寛演じる新キャスター進藤壮一が真実を追求する社会派ドラマだ。永野芽郁は番組の総合演出・崎久保華として、強い正義感を持つキャラクターを演じた。

最終話で出演シーンが極端に少なかった人気俳優2人とは、第1話からAD役で出演していた韓国人俳優のキム・ムジュンと、最終話にゲスト出演したtimeleszの寺西拓人である。

キム・ムジュンの激減した出番とその背景

レギュラー出演者だったキム・ムジュンは、永野芽郁のスキャンダル報道でその名を知ったという人も多いだろう。彼は、不倫疑惑が報じられた田中圭とともに永野宅に宿泊していたとされる人物の一人だ。『キャスター』ではレギュラーのAD役だったが、主演級である永野を出演させないわけにはいかず、結果的にキムの出演シーンが大幅に削減されたという噂が囁かれている。実際、彼が出演しない回も複数あり、出演しても登場シーンはごくわずかだった。

永野芽郁スキャンダルが影響? 日曜劇場『キャスター』最終話で人気俳優たちの出演が激減、続編の可能性にも影
日曜劇場『キャスター』のメインキャスト集合写真。阿部寛、永野芽郁らが写る。

迎えた最終話でも、キムが顔をはっきりと認識できる大きさで映ったのは、わずか2秒程度でセリフはなかった。「ニュースゲート」の生放送シーンで多くのエキストラの中に紛れて映り込んだ場面はあったが、実質的な出演は数秒に過ぎない。永野のスキャンダルの影響で出番が減ってしまったと考えるのが自然だろう。騒動が大きくなったのは、永野と田中の不倫疑惑が中心だったためであり、もし相手がキムだけであれば、若い独身俳優同士の熱愛として温かく見守られた可能性も高く、彼の出演シーンがここまで減ることはなかったのではないかという見方もある。

最終話にゲスト出演した寺西拓人(timelesz)

もう一人の出演が少なかった俳優は、STARTO ENTERTAINMENTの人気グループtimeleszの新メンバーである寺西拓人だ。今年2月に8人体制となったtimeleszの一員として注目を集める寺西は、「国民の元彼」の異名を持つ人気俳優でもある。彼は最終話の鍵を握る“謎の男”としてゲスト出演すると発表され、ファンを中心に期待が高まっていた。

しかし、実際の出演シーンは終盤のわずか10秒ほどに留まった。「遅くなりました。ライオンがキャスターをやってる4コマ漫画、やっと見つけましたよ。今度は彼女を狙うんですか?」というセリフとともに、主人公・進藤の元妻と娘を怪しげに見つめる役どころで、確かにキーマン的な役割を担っていた。しかし、最終話の主要キャラクターになると期待していたファンにとっては、物足りなさを感じるほどの短さだった。

スキャンダルが続編の可能性に落とす影

寺西が演じた役は、最終話のラストに登場したことから、“続編への伏線”としての役割が強かったと考えられる。『キャスター』の続編が制作されるなら、寺西の出演はほぼ確実視され、次回作ではより大きな出番が期待できただろう。

しかし、残念ながら続編の可能性は低くなっている。主演級キャストとして重要な役を担った永野のスキャンダルの影響で、続編制作の話が立ち消えになることも考えられるからだ。『キャスター』は初回視聴率14.2%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)と好スタートを切ったが、第8話、第9話で9%台に落ち込み、最終話は12.0%と盛り返したものの、終盤は失速気味だったことは否めない。永野のスキャンダルがなくとも続編制作は厳しかった可能性はあるが、永野を巡る問題と視聴率低下という二重のマイナス要因により、続編の実現はさらに困難になったと言える。

つまり、永野が直接キムや寺西に何かしたわけではないが、彼らが今後『キャスター』の世界で活躍する可能性、特に寺西が主要キャラクターの一角を担うかもしれないという続編の可能性を、永野を巡るスキャンダルが著しく低下させた形だ。最終話でわずかな出番に終わったキム・ムジュンと寺西拓人。彼らのファンの間では、その原因が永野芽郁にあるとして、憤りの矛先が向けられているのかもしれない。

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