人気ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」で、2022年に競走馬を引退したラヴズオンリーユーをモチーフにしたキャラクターの声優を務める久保田未夢さんが、2024年6月18日に自身のX(旧Twitter)を更新しました。その投稿で、ラヴズオンリーユーの仔(こ)である「ラヴズオンリーユー2025」(以下、2025年産駒)の一口馬主になったことを報告し、ファンから大きな反響を呼んでいます。ウマ娘と現実の競走馬、そしてその声優との間で生まれた特別な繋がりが注目されています。
声優として活躍する久保田未夢さんの写真
ラヴズオンリーユーは、2018年から2021年にかけて日本国内外で活躍した名牝です。特に、2019年のオークス(優駿牝馬)でのG1制覇に加え、日本調教馬として初めてブリーダーズカップフィリー&メアターフを制覇し、エクリプス賞最優秀芝牝馬に選出されるという歴史的な偉業を成し遂げました。ウマ娘のゲーム内には、2024年5月21日に育成ウマ娘として実装され、多くのファンに愛されています。
今回久保田未夢さんが一口馬主として出資したのは、ラヴズオンリーユーの三男にあたる2025年産駒です。ノーザンファームで生産・育成され、2025年3月5日に誕生しました。一口馬主制度での募集であり、出資金は6万円、募集口数は3000口となっています。久保田さんは出資証明書の写真とともに、「お仲間?の皆さま、よろしくお願いします」と喜びを綴り、同じく出資した人々やファンに向けて挨拶しました。この投稿は大きな話題となり、記事執筆時点で1万件以上の「いいね」が寄せられています。
このニュースに対し、ファンからは「まさか中の人が馬主になるなんて!」「演じているキャラクターの母馬の仔に出資とは、エモすぎる」「これは運命としか思えない」「お仲間です!よろしくお願いします!」「この仔が活躍するのを見るのが楽しみ」といった驚きや感動、共感の声が多く上がりました。声優が自身の担当キャラクターのモデルとなった実馬、さらにはその仔に深く関わるという異例の出来事は、ウマ娘というコンテンツならではの特別な絆を感じさせ、多くの人々の心を掴んでいます。
この度の久保田未夢さんによる一口出資は、単なるニュースに留まらず、ウマ娘のファンコミュニティに新たな熱狂をもたらしました。担当声優が実馬のオーナーとなることで、ファンはゲーム内のキャラクターだけでなく、実馬であるラヴズオンリーユー、そしてその仔である2025年産駒に対しても、より一層強い関心と応援の気持ちを抱くことでしょう。今後の2025年産駒の成長と活躍、そしてそれを見守る久保田さんやファンの動向が注目されます。
参考文献