トランプ氏、ノーベル平和賞に選ばれないことに不満たらたら 功績主張


【写真】ウクライナ侵攻を「子どものけんか」扱いのトランプ氏との会談、独首相は冷静にしのぐ

紛争中のコンゴとルワンダは18日、共同声明を発表し、コンゴ東部の紛争終結に向けた合意に仮調印したと発表した。正式署名は来週、米首都ワシントンで行われる予定だ。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で「きょうはアフリカにとって素晴らしい日だ。そして率直に言って、世界にとって素晴らしい日だ!」と述べ、この進展を認めた。

だが、トランプ氏の勝ち誇った口調は暗くなり、インドとパキスタンの紛争やセルビアとコソボの紛争でも仲介役を務めたにもかかわらず、ノーベル平和賞の受賞者を選考するノルウェー・ノーベル委員会に功績を見落とされていると不満を漏らした。

トランプ氏は、エジプトとエチオピアの間の「平和維持」と、イスラエルと複数のアラブ諸国の国交正常化を目指す「アブラハム合意」の仲介についても、自らの功績だと主張した。

トランプ氏は2024年大統領選で、自身を「調停者」と位置づけ、交渉術を使ってウクライナおよびパレスチナ自治区ガザ地区での紛争を迅速に終結させてみせると豪語していたが、就任から5か月が経過した今も、両紛争は依然として激化している。

トランプ氏は長年にわたり、議員を含む自身の支持者からノーベル平和賞の候補者に何度も推薦されているが、受賞できていない。

この名誉ある賞を逃したことへのいら立ちを隠そうとすらしておらず、2月にはイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との大統領執務室での会談でもこの話題に触れた。

バラク・オバマ元米大統領は2009年の就任直後にこの賞を受賞したが、トランプ氏は2024年大統領選の選挙戦中、オバマ氏はこの栄誉に値しないと不満をこぼしていた。【翻訳編集】 AFPBB News



Source link