お笑いタレントの明石家さんま氏が、6月21日深夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演し、サッカー日本代表MF堂安律選手の結婚式で起きたある出来事を明かした。さんま氏は、列席していた著名人の前で永野芽郁さんの名前を使ったジョークを披露したところ、俳優の小栗旬氏から叱責されたという。このエピソードは、番組内でリスナーからの結婚に関する質問に答える形で語られた。
ラジオで明かされた結婚式の裏側
番組リスナーから「芸人が結婚する時の決め手は何か？」という質問メールが届いた際、さんま氏は自身の考えを述べつつ、最近出席した堂安選手の結婚式での出来事を話し始めた。多くの著名人が集まる華やかな場での一幕だった。
さんま氏流の「結婚」ジョークに新たな一節
さんま氏はまず、フランスの戯曲家が残したとされる「結婚は判断力の欠如、離婚は忍耐力の欠如、再婚は記憶力の欠如」という有名な言葉を引用し、会場の笑いを誘ったと回想した。
しかし、それに加えて独自のフレーズを付け加えたという。「こないだプラスして『不倫はCMの欠如』って言うて」と語り、このジョークが思わぬ波紋を呼んだと明かした。
「永野芽郁が言っていた」ジョークが引き金に
さんま氏はこの「不倫はCMの欠如」というフレーズについて、「これは永野芽郁が言ってました！」と説明した。この一言を聞いた小栗旬氏が反応したという。
ラジオで明かされた堂安律選手の結婚式でのエピソードに関連する、明石家さんま氏（左）と小栗旬氏の写真
小栗氏はさんま氏に対し、「田中圭はうちの事務所なんです」と返答。永野さんと田中圭さんは過去に共演しており、田中圭さんが小栗氏の所属事務所トライストーン・エンタテイメントに所属していることから、小栗氏は冗談であっても名前を出されることに配慮を求めた形だ。
小栗氏の立場とさんま氏の反省
さんま氏は小栗氏の指摘に「『ごめ～ん！』言うて」と謝罪したことを語った。「大変や、いま社長やからね」と、小栗氏が同事務所の代表取締役社長を務めていることに言及し、彼の立場からすれば当然の反応だったと理解を示した。
明石家さんま氏のジョークに関連して名前が挙がった永野芽郁さんと田中圭さんが楽しそうに腕を組む写真
会場ではウケていたジョークだったにもかかわらず、小栗氏に怒られたというさんま氏。アシスタントからは「不思議ですねえ…」と同情する声も上がったが、さんま氏は改めて「まあ、田中圭のところの社長やからな。『言わんといてください』って言うのは当たり前やな。申し訳ない」と述べ、自身の発言について陳謝していた。
結論
明石家さんま氏が堂安律選手の結婚式で披露したジョークが、図らずもその場にいた小栗旬氏を刺激し、注意を受けるという一幕があった。永野芽郁さんの名前を出したことが、田中圭さんの事務所社長でもある小栗氏の立場から見て容認しがたいものだったことが理由として挙げられる。さんま氏はラジオ番組でこのエピソードを明かし、小栗氏への理解と謝罪の意を示した。
