フィギュアスケーターの本田真凜が、初の写真集を8月21日(木)に講談社より発売することが決定しました。この一冊には、現役引退後、新たな道を歩む彼女の「今の私」が凝縮されています。
引退後の新たな挑戦:フィギュアスケーターから表現者へ
2016年世界ジュニアフィギュアスケート選手権優勝、2015年ジュニアグランプリファイナル3位という輝かしい成績を残し、昨年1月に競技から引退した本田真凜。その後、橋本環奈主演の映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』で女優デビューを果たすなど、表現者として新たな活動の幅を広げています。24歳の誕生日を迎える彼女が、この度、講談社から1st写真集を発売することになりました。
舞台は思い出の地・台湾:夏とノスタルジーの融合
写真集の撮影地として、本田真凜さん自身が「夏生まれで名前も“marin”なので、夏らしいシチュエーションで撮影したい」と希望し選んだのは台湾です。リゾート地として、また都会的な魅力を持つ一方、ノスタルジックな雰囲気も漂う多面的な都市、台中と高雄が選ばれました。台湾は、本田さんにとって幼い頃から試合やアイスショーで何度も訪れた思い出深い場所です。
多様な表情と磨き抜かれた肉体:少女から大人への変貌
写真集には、台湾の街中を散歩するようなリラックスした様子や、浜辺、プールサイドでのドラマティックなシーンが収められています。さらに、バレエスタジオで踊る姿や、ホテルの室内で見せる、スケートで鍛え上げられた身体の強くしなやかな美しさも披露しています。少女のような無垢な横顔から、思わず息をのむような大人のムード漂うカットまで、彼女の持つギャップが魅力的に捉えられています。競技という大舞台で戦い続けたトップアスリートならではの健やかで輝きに満ちた身体と、みずみずしく凜とした佇まい。これまでに見たことのない、透明感が極まった本田真凜の姿が濃密に詰まった一冊となっています。
本田真凜 1st写真集で水際やバレエシーンを披露
本田真凜が語る写真集への想い:「今の私」を詰め込んだ一冊
本田真凜さんは、初の写真集について「いつか!いつか!と想い続けていた写真集がついに完成しました」「たくさんの「ありがとう」の気持ちを込めて、今の私をぎゅっと閉じ込めたこだわりの詰まった作品です」とコメントしています。台湾での撮影が、ドレスでのプール、朝焼けの海辺での疾走、バレリーナになること、スケートで培った身体のラインを表現すること、大好きな小籠包を食べることなど、「こんな写真集がいいな」という願いが全て叶った最高の時間だったと振り返っています。選ぶのが困難なほど素晴らしい写真が多数収録されたこの大切な一冊が、読者の心にそっと寄り添う特別な存在になってほしいと願っています。
競技生活を経て培われた強さと美しさ、そして引退後の解放感が一体となった本田真凜初の写真集。ファンならずとも、彼女の新たな一面と輝きを感じられる貴重な記録となるでしょう。
出典:ENTAME next / Yahoo!ニュース