【AFP=時事】イランは23日、国内主要核施設への米軍による攻撃に対する報復として、カタールの米軍基地にミサイルを発射したと発表した。
【写真】米軍による攻撃を受けたイラン中部フォルドゥの核関連施設
米国防当局者によると、この攻撃で負傷者は出ていない。ドナルド・トランプ大統領は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、イランの報復攻撃について「非常に弱い」とし、今こそ和平を実現する時だと述べた。
カタール当局は、「防空システムがアルウデイド空軍基地を標的としたミサイル攻撃を成功裏に迎撃した」と発表した。同国はイランの南190キロに位置し、中東最大の米軍事施設がある。
イランの国家安全保障会議は、「米国がイランの核施設に対して行った攻撃に対する報復」として、米軍基地を標的にしたことを確認。使用したミサイルの数は「米国が使用した爆弾の数と同じ」としている。【翻訳編集】 AFPBB News