TOKIO、国分太一氏の活動休止を受け解散 31年のグループ活動に終止符

人気アイドルグループ「TOKIO」が解散したことが25日、明らかになった。「株式会社TOKIO」の公式サイトで発表された。所属する国分太一氏(50)が重大なコンプライアンス違反行為により無期限活動休止となったことを受け、グループとして活動継続は困難と判断したためとしている。31年に及ぶTOKIOの歴史に幕が下ろされた形だ。

公式サイトでの発表内容と解散の理由

株式会社TOKIO名義で出されたコメントでは、まず国分氏のコンプライアンス違反行動について謝罪。「メンバーでお互いの意思を確認し合い、このような状態になった以上、グループ『TOKIO』として活動して皆様から再び信頼をいただき、応援いただくことは難しいと判断したため、ここでグループとしての活動に区切りをつけることといたしました」と解散の理由を説明した。また、ファン、メディア、スポンサー企業、そして「ザ!鉄腕!DASH!!」の企画でゆかりのある福島県をはじめとする地域の人々への突然の報告を詫びた上で、「この31年間の長きに渡り、TOKIOに関わっていただいた全ての皆様に、心から御礼申し上げます。誠にありがとうございました」と感謝の言葉で締めくくっている。国分氏の活動休止発表からわずか5日後の解散発表となった。

活動休止中の国分太一氏、TOKIO解散の報道活動休止中の国分太一氏、TOKIO解散の報道

相次ぐメンバー脱退とグループの変遷

長年にわたり、「NHK紅白歌合戦」に24年連続出場するなど、国民的グループとして活躍してきたTOKIOだが、近年はメンバーの脱退が相次いでいた。元メンバーの山口達也氏が不祥事により事実上芸能界を引退し、2021年3月には長瀬智也氏が旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)を退所し、グループを脱退。その後、城島茂氏、松岡昌宏氏、国分太一氏の3人で「株式会社TOKIO」を設立し、グループ活動と並行して会社運営を行ってきた。関係者からは、今回の国分氏の活動休止により、残るメンバーが2人となった状況ではグループとしての活動継続は極めて困難であるとの見方が出ており、これが解散の決定打となったと推測される。30年近くも芸能界の第一線で活動を続けてきたグループが、このような形で終焉を迎えることは、多くの関係者やファンにとって「寂しい形」と受け止められている。

国分氏のコンプライアンス違反行為、詳細は不明

TOKIOが解散に至った直接の原因である、国分太一氏が過去に行ったとされる「複数のコンプライアンス上の問題行為」については、その詳細が依然として明らかにされていない。一部報道では、レギュラー出演番組の男性スタッフへのパワハラ行為や、女性スタッフにわいせつな画像や動画を見せるよう強要したとされるセクハラ行為などが噂されている。しかし、国分氏側や、社長会見を行った日本テレビなど関係各所は、これらの行為の内容について具体的に言及しておらず、真相は依然として不明なままだ。グループの解散という重大な局面に発展したにも関わらず、問題の根源となった行為の全体像がベールに包まれたままである現状は、波紋を広げている。

まとめ

国分太一氏のコンプライアンス違反による無期限活動休止という事態を受け、人気グループTOKIOが31年の活動に幕を下ろし解散した。相次ぐメンバー脱退を経て3人体制で再出発した矢先の出来事であり、残る2人でのグループ活動継続は困難と判断したことが解散理由として挙げられている。一方で、国分氏の具体tな問題行為の内容は明かされておらず、今後の動向が注目される。

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