フリーアナウンサーの有働由美子氏が25日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「うどうのらじお」に出演し、熱烈なファンである阪神タイガースの選手を巡る「文春砲」報道について率直な見解を述べました。球団の快進撃が続く中で飛び出したスキャンダルに、多くのプロ野球ファンが注目する中、有働アナのコメントはファンの本音を代弁するものとして反響を呼んでいます。
阪神タイガースの快進撃と有働アナの「謙虚な喜び」
番組ではまず、24日まで開催されたオールスターゲームの話題に。有働アナは「オールスターも終わりますと、他球団ファンから『阪神調子いいですね~』『こんなゲーム差あったらハラハラしないでしょ』って言われる」と、周囲からの声を明かしました。アシスタントから現在のゲーム差を問われると、「9.5でございます」と胸を張る一方で、「ちょっと申し訳ない。いつも逆の立場だったから」と、長年の阪神ファンならではの謙虚な姿勢を見せました。さらに、「9.5と言っても油断してはいけないという長年の思いもある」と、常に危機感を忘れないベテランファンの心理を吐露しました。
「文春砲」に揺れるファン心理と有働アナの『神対応』
日々の試合展開でハラハラすることが少なくなったという有働アナですが、最近最も心臓をヒヤリとさせた出来事として「阪神の某選手たちがまさかの文春砲で」と切り出しました。
報じられた「美女お持ち帰り」といった内容に対し、彼女は「ファンとして一言言えるとすると、そういう朝まで飲んだ翌日のゲームは勝ってるっていうね。それはもう、ファンとしては言う事がないです。はい、以上!」と、異例の〝ノープロブレム宣言〟。選手のプライベートに関する報道よりも、グラウンドでの結果を最優先する、多くの阪神ファンの本音が凝縮されたコメントとして話題を呼びました。
ニッポン放送「うどうのらじお」に出演し、阪神タイガースの文春砲について語るフリーアナウンサー有働由美子氏
『文春オンライン』が報じた阪神選手のスキャンダル概要
この報道は「文春オンライン」が23日に配信したもので、阪神の中心野手3人について「ホームラン前日に女性と朝4時まで…『六本木の夜』〈雑居ビルの中で何が?〉」と詳細に報じていました。プロ野球選手が注目を浴びる存在である以上、そのプライベートが報じられることは避けられない側面がありますが、今回の有働アナの発言は、ファンの間で「勝利のためなら少々のことは目をつぶる」という現実的な感情があることを示唆しています。
まとめ
有働由美子アナの「勝っていれば問題ない」という発言は、阪神タイガースの快進撃が続く中で、選手のスキャンダルに対するファンの複雑な心理を的確に捉えたものです。グラウンドでのパフォーマンスが何よりも重視されるプロ野球の世界において、彼女のコメントは多くのファンにとって共感を呼ぶ一方で、改めて選手の私生活と公の活動のバランスについて考えさせる機会となりました。今後も、阪神タイガースの優勝への道のり、そしてそれを取り巻く様々な話題に注目が集まることでしょう。
参考文献
- 東スポWEB. 「有働由美子、阪神選手の〝文春砲〟に感想「勝ってるから問題なし!」」. 2025年7月25日.
- 文春オンライン. 「阪神の中心野手3人「ホームラン前日に女性と朝4時まで…『六本木の夜』〈雑居ビルの中で何が?〉」. 2025年7月23日.