【06月29日 KOREA WAVE】「水に浸かった肉は食べない」という表現は不快か――。韓国のインターネット上でこんな論争が起きている。この表現について「食欲が失せる」と不快感を示したオンラインコミュニティの投稿に対し、意見は真っ二つに割れている。
投稿者は「そう言われると高尚ぶっているように聞こえる。『他のものにしよう』とか『食べない』と言えば済む話なのに、まるでその料理を見下しているようだ」と憤った。
さらに「時には『食べられない』とまで言う人もいる。まるでぜいたくに慣れているような言い回しじゃないか」と皮肉り、「他の人がおいしく食べているのに、わざわざ不快な表現を使うのは配慮に欠ける」と指摘した。
この投稿には「自分の好みを押し付けるような物言いだ」「高級志向を匂わせながら他人の食事を下に見ているように聞こえる」「言い方の問題であってニュアンスが攻撃的」など多くの共感の声が集まった。
一方で「単なる好みの問題だろう。何が悪いのか」「言葉尻をとらえて過敏すぎる」「昔からよく使われる表現でしょ」といった反論もあり、「表現の自由」と「相手への配慮」を巡るせめぎ合いが続いている。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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