戦後、皇室として初めて国立大学に進学された秋篠宮家の長男、悠仁さま(18歳)。筑波大学での学生生活が始まって3か月が経過しました。広大なキャンパスでは、そのご入学に伴い様々な変化が見られています。皇位継承順位第二位という立場にあり、開かれた学び舎での日々が大きな関心を集めています。
キャンパスの警備強化と学生の声
悠仁さまの筑波大学へのご入学後、キャンパス内の警備体制が強化されています。特に、悠仁さまが学ばれている生命環境学群生物学類が入る棟の入り口には複数の警備員が配置され、入棟には学生証の提示が求められるようになりました。一部の出入り口は封鎖され、防犯カメラも多数設置されるなど、厳重な警備が敷かれています。筑波大学に通う学生からは、こうした警備強化について様々な声が聞かれます。
広大なキャンパスでの移動と「安全キャンペーン」
東京ドーム約55個分という広大な敷地を持つ筑波大学では、多くの学生が自転車で移動しています。悠仁さまのご入学直後の4月には、筑波大学とつくば市、つくば警察署による合同の「自転車乗車時のヘルメット着用」を呼びかける安全キャンペーンも実施されました。大学側は安全意識の向上を図るための取り組みとしていますが、学生の間では、構内で日常的にヘルメットを着用している学生は少ないのが実情のようです。
筑波大学での学生生活を送る悠仁さま。キャンパス内にて
悠仁さまの自転車での一幕:ヘルメット着用について
入学当初には、同級生とともに自転車に乗る悠仁さまが、他の学生がヘルメットを着用していない中でただお一人ヘルメットを被っている姿が報じられ、注目を集めました。しかし、6月に入ってから悠仁さまを複数回目撃したという別の学生からは、異なる様子が語られています。この学生によると、お昼頃に悠仁さまがヘルメットを被らず、自転車を立ち漕ぎして構外へ出ようとする姿が見られたとのこと。その際、悠仁さまはご学友たちとゆっくりと進みながらキャンパス内の植物に触れるなどしており、その後ろを数人のSPが自転車で追いかける光景は「なんとも新鮮だった」と述べています。
筑波大学広報局は、こうした状況について「『春の安全キャンペーン』はここ数年行なわれています。個々の学生の日常の動向については、これまでもお答えしておりません」とコメントしています。
皇室から初めて国立大学へ進学された悠仁さまの筑波大学での日々は、新たな環境への順応と、それに伴う周囲の変化とともに進んでいます。広大なキャンパスでの学生生活、そして警備や移動に関する様々な側面が注目されています。後編記事では、悠仁さまが入会された二つのサークルと、そこでの特別な対応について詳しく報じられています。
参考文献: