タレントの若槻千夏(41)が、6月29日に放送された日本テレビ系「おしゃれクリップ」にVTR出演。お笑いタレントの明石家さんま(69)について語った。19歳からさんまと共演し、「100%恩人」だと語る若槻氏は、さんま氏を「芸能界で一番おしゃれ」な人物だと絶賛。そのファッションセンスや、独自の人生哲学、仕事への向き合い方を示す言葉の数々を詳細に明かした。
若槻千夏が「おしゃれクリップ」出演時、明石家さんまのファッションなどを語る様子
「芸能界で一番おしゃれ」その理由
若槻氏は、明石家さんま氏のファッションについて「本当のファッションのおしゃれって伝わっていないと思うんです。芸能界で一番おしゃれだと思っています」と断言。その理由として、関西出身者によく見られる「どんどん足しちゃうんです。柄と柄って」という傾向に対し、さんま氏は「ちゃんと引き算ができて、トータルコーディネートが本当におしゃれ」だからだと力説した。派手なイメージがあるさんま氏だが、実は全体のバランスを重視した洗練された着こなしをしている点を評価した。
独特の健康哲学「みかんと太陽」
さんま氏の「おしゃれさを感じた言葉」として若槻氏が披露したのは、体調管理に関するもの。「風邪ひきそうになったら、みかん食べて、太陽に向かって走る」という独特の健康法だ。若槻氏はこれを初めて聞いた時に衝撃を受けたといい、「さんまさんだから本当に実績があるし、風邪ひかない、絶対体調壊さない、あれだけ働いて元気。その理由がみかん食べて、太陽に向かって走ってる。凄くないですか」と、さんま氏のタフさとこの言葉の説得力に感心しきりだった。
仕事と食事に通じる「テンポ」論
さらに、若槻氏の心に「1位で残っている」さんま氏の言葉も明かされた。かつて中華料理店で一緒に食事をした際、回転テーブルの料理をどう取るか迷っていた若槻氏に、さんま氏は「若槻、しゃべりも食事もテンポやねん」と語ったという。この言葉の真意について、若槻氏は「円卓と普段のひな壇つながっているんですよ。これを取れる奴はひな壇もできる。だからお前はこれを取れるって、めちゃくちゃぐるぐる回されたんですよ」と振り返り、食事のテンポがそのままテレビでの立ち居振る舞いやトークのテンポにつながるという、さんま氏独自の芸能論が込められていたことを解説した。
若槻千夏氏は「おしゃれクリップ」で、明石家さんま氏のファッションセンスから独特な健康・仕事哲学を明かし、「芸能界で一番おしゃれ」な理由を解説した。これらの話は、さんま氏が長年トップを走り続ける秘訣を示唆している。